Kの親友が気にかけてくれる
余計なことするなって怒られるから
会ってることは内緒ねって

親友目線での嬉しい言葉や
厳しい指摘さえも有難いけど

同じような境遇から
自分の力でのし上がって
欲しいものを手に入れてきた3人だから
Kからの言葉のような錯覚に陥る

ぬるま湯で生きてきた私はたじろぐ暇もないくらい
「自分を幸せにできるのは自分だけ」
日に日に胸に沁みて焦燥に駆られる

安定した平凡な生活は過去のことで
もう取り戻せなくて戻る気もないけど
罪を悔いて無難に生きるか
思うままに行動するか
相応しい自分となりたい自分がせめぎあって

このまま彩りなく生きていくほうが楽なきも少しして